
「やぁん!また出た!こんな可愛い顔してるくせに意外とスケベなんだねキミ!」
「あんっ!ダメぇ!」
女の人に後ろから抱き抱えられるような体勢になりながら、僕はおっぱいを押し付けられ、背中に感じる柔らかさを体感していた。
「ほら!こっち見て!カメラに向かってピース!」
パシャッ、とフラッシュが光る。
「はいチーズ♡」
カシャッ
「きゃっ!もう……いきなり撮らないでくださいよぉ」
「アハハッ!ごめんごめん!」
「はい、じゃあ次はアタシと一緒に写メ撮りましょっか♡」
「え?いや、でも……」
「いいから!ホラ早く!」
僕は半ば強引に女達にスマホで写真を撮られた。
「よし、送信っと……これで全員に送ったわ」
「アタシも送った〜」
「え?え?一体何を……」
「はいこれ、ボクの携帯ね」
僕の手に握らされたのは、見覚えのある僕のスマートフォンだった。
「なっ!?いつの間に!?」
「はい、それじゃさっき撮った写真送るから、ちゃんと返事してね?もし無視したら……」